=コアカリ研究会=
令和3年度第Ⅰ期 3名の実習生がもとす地域で実習を行いました。
集合型の研修会が開催できず、直接の地域の先生方のお話が聞けない中、Zoomでのオンライン研修を行い、先生方の意見などを聞くことができました。
第1回 R3.3.16(火)学校薬剤師活動について
講師:杏林堂薬局 若山先生
参加者:薬剤師3名 実習生4名(揖斐・岐阜市含む)
《実習生の感想》
・実際に学校薬剤師として活動してみえる先生方の話が聞けたので、より詳しく分かりました。(Nさん)
・学校薬剤師の仕事の多さに驚き、将来自分の母校などに恩返しできたらとおもった。(Tさん)
・学校での検査の実施とそれに基づいた指導によって改善された事例を聞き、学校薬剤師が幅広い活動をしていることが分かりました。最近では、コロナ禍での消毒の仕方や本の貸し出しなどの相談も受けたというお話があり、学校にとても頼りにされているのだと感じました。(Hさん)
第2回 R3.3.30(火)在宅医療について
講師:ホップ芝原薬局 小川先生
参加者:薬剤師5名 実習生4名(岐阜市含む)
《実習生の感想》
・実際に在宅に行く前に、在宅の知識を深めてから行くことができました。(Nさん)
・在宅は実習することが難しいのでお話が聞けて将来自分がどのように地域医療に貢献できるかを考える良い機会となった。(Tさん)
・今まで薬剤師が在宅にどのようにかかわっているか知らなかったため、実際に在宅に携わっている先生方の話を聞けて良かった。在宅では患者さんのできることに合わせて調剤し、施設ではスタッフが間違えないようにすることと、患者さんに飲ませやすいようにすることに気を付けて調剤していることが分かった。(Hさん)
第3回 R3.4.27(火)薬局英会話
講師:サンフラワーイングリッシュスクール エリック先生
参加者:薬剤師9名、実習生7名(岐阜市含む)
・コロナ関連単語や薬局英語など、実践的に使える英語が学べて良かった。(Nさん)
・外国人講師のネイティブな発音で薬学英語を学ぶことができた。新型コロナウイルスの日本と外国の対応の違いなどとても今時な話題で楽しかった。 (Tさん)
・薬局での会話でよく使う単語、フレーズを覚えて実際に使えるようにしておきたい。また、アメリカ出身の講師の目線で日本語が話せない患者さんに対して、薬局で配慮してもらえると嬉しいことも教えて頂けて良かった。(Hさん)
R3.4.16(金)県薬主催 一般用医薬品実習 (県薬会館集合研修)
講師:もとす薬剤師会 西川、羽島薬剤師会 小川先生、永渕先生
参加者:実習生 14名(県内各地)
・他の大学の学生と交流し、OTC医薬品について学べたことがよかった。患者さんのにあった薬を選択しなければいけないので、OTC医薬品の知識をもっと身につけないといけないと感じました。(Nさん)
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Q1.薬局実習を行って、薬剤師という職務に対する印象はどうですか?
・学校で習った知識だけでは薬剤師の職務を完ぺきにこなすことはできない思い、もっと薬学知識やコミュニケーション能力を身につけないといけないと感じました。(Nさん)
・実習を通して、薬剤師が患者さんに薬を渡す際に、どれだけ考えて確認しているかが理解できた。とても責任のある仕事だと思った。(Tさん)
・実習させていただく中で、薬剤師は患者さんとの距離が近いと感じました。体の不調や服薬状況を聞いたり、薬や健康に関する相談を受けたりと、患者さんの話をしっかり聞くことが重要なのだと思いまし。(Hさん)
Q2.実習で大変だったこと、困ったことはありますか?
・一般名称と商品名の一致ができず苦労した。(Nさん、Tさん)
・何の疾患で来られている患者さんなのか分からなかった事も大変だった。(Nさん)
・覚えることが多く、自分が何をしたらいいのか考えて動くことが大変。(Hさん)
Q3.どのような薬剤師を目指したいですか?今後の抱負は?
・患者さんに寄り添える薬剤師、患者さんに信頼され、必要とされる薬剤師を目指したい。(実習生全員)
・実習生の皆さんが、薬局実習を通して、そう感じてくれたことが、私達薬剤師が一番うれしいことです。一緒に仕事ができる日が来るのを楽しみに待っています。
実務実習対策委員 西川